パニック障害になって、私は人間としての成長を感じています。
辛い病気だから他の人には絶対になって欲しくない病気です。
でも、パニック障害になったことでもし万が一良かったことがあるとしたら、
モノの見方や考え方が丸くなり、自分の得意なこと、苦手なこと、大切なことを理解したことです。
健康に関する知識も増えました。
それが高じて、「キッズヨガ」を教える資格も取りました。
幼少のころから、自分のことを大事にするセルフケア法をお伝えしたかったからです。
パニックのおかげで、今はそんな気分じゃないけれど、行動する習慣が身に付きました。
症状とともに、少しづつ苦手なことに挑戦していくことで、いつの間にか、「行動する」人間へと変貌を遂げていきます。
パニック障害は、ある意味、人生のやり直しです。
ちょっと「軌道修正が必要な時期」と捉えると良いかと思います。
自分の考えに偏りがあったこと、自分を大切にしない悪習慣を身に着けてきたこと
そんなことに気付いていくはずです。
そして、一個一個学んで、素敵な人間になるステップを踏んでいるんです。
そう考えたら、少しは気が楽になりませんか?
皆さんも、パニック障害になって失ったことだけにフォーカスするのではなく
得たもの、これから得ていくものにも光を照らしてみましょう。